2017/02/22

曽爾高原(装備編)


フロント積載の特徴やこの時期の服装、装備を選定することが目的です。
一応の目的は「山の上でコーヒーを淹れて飲む」です。

全体像はこんな感じ。
フロント積載の特徴を感じたかったので、荷物は全て前側に載せました。
写真に写っていない荷物(身に着けた荷物)は、財布と携帯電話(2台)とカメラです。

つまり荷物はこれですべてです。
TIOGAのフロントキャリアにmontーbellのフロント用パニア(10L)左右、oltliebのリベロバッグです。
分配はリベロバッグに補給食を、パニアバッグにその他を入れる感じで。

このリベロバッグについて
構造は前ポケットが一つあるだけ、固定はベルクロが2つあるだけで特に防水ってわけでもないのですが、バッグ本体が軽くて取り付けも簡単、付属のベルトを使えばショルダーバッグに使えるのでかなりオススメです。
難点は芯材が入ってないのであまり物を入れると本体が垂れ下がるので、ハンドル位置が低いとフロントタイヤと擦れるところでしょうか。
プラ板で底板を作ったりした方がいいかもしれません。
自分は段ボールで作った時もありましたが雨で浸水して使い物になりませんでした。
今回はフロントキャリアの天板をバッグサポーターとして使いましたが、路面からの振動で天板と当たるので精密機器は入れない方が良さそうです。(最初はカメラを入れていましたが、結局上着のポケットに入れました)

ライトはいつも通りハブ横にVOLT400
本体上部のボタンが赤色に光ればバッテリー交換の合図なのですが、今回の装備だとパニアバッグで見えないのでたぶんいきなり真っ暗になると思います。(今回は下車時にたまたま発見できました)
下っている時にいきなり消灯すると命に関わるので、フロント積載とハブ横ライトの併用はお勧めできないですね。

ちなみに、写真で分かるように僕のロードフォークにはフロントダボがないので、アダプタを使ってフロントキャリアを取り付けています。
特に問題は起こりませんでした。
フェンダー(泥除け)用のダボ穴も開いていたので、フェンダー目的でも導入できます。

服装は上は綿の半袖Tシャツにmoonstoneの長袖のフリース、onyoneのレインウェア
下はnorthfaceのフリースの細身のズボンの上にlowe alpineの長ズボンにしました。
山用ブランドの服ばかりです。
意識しているのは、防風と保温の役割を分けることぐらいですかね。
そこらへんのノウハウも蓄積しないとなーと思います。
こうして書くと自転車用ウェアはビンディングシューズぐらいです。
レーパンはまあ100kmぐらいだろうし要らないかなーと。
唯一持っているレーパンは200kmぐらいまではいいのですが、一度300km走った時に縫い目で股擦れっぽくなったのであまりいいイメージがありません。
持っているのは高いものではないので、一度良いレーパンを使ってみたいところです。
特に対応温度などを調べたわけではありませんが、5度ぐらいまでは耐えられるかなぁと思って選びました。

さて、肝心のフロント積載の感触ですが、おおむね予想通りの「ハンドリングが鈍い」に収束すると思います。
フロントの重量も増したので路面のギャップなんかでハンドルを取られるようなことは減り、安心感がありました。
しかし左右の重量バランスを考慮しないとハンドル操作に苦労すると思います。
今回のツーリングでは全体にわたって風が強かったのと、いつもは前側に何もつけていないのもあってか横風には弱い印象を受けました。
停車した時や車体を立てかけるときは気を付けないとすぐハンドルが回ってしまいます。
一時停止するときは右足はビンディングに嵌めたままの人も多いと思いますが、右側にハンドルが回ると重量も相まってバランスを崩すかもしれませんね。
あと前述したようにハブ横ライトとの併用は難点有りだと思います。

登坂は僕はフロントアップするときがある(乗り方が悪いのはわかっています)のですが、ガンガン踏めました。

下りではなんとなく、いつもより車体を倒せるような感覚があります。
少しは安定して下れるようになったかな?
凍結が怖いのであまりスピードを出していなかったのもあると思います。
ハンドルを走る先において、後ろは勝手についてくるような感覚です。

総括としては、ツーリングには良いのではないかなーと思います。
特に自分は登坂で後ろ荷重にする癖があるようで、心配事が一つ減りました。
しかしハブ横のライトとの併用もそうですが、ただでさえハンドル周りはいろいろ集中するので使う人は選ぶでしょう。
ハンドルの鈍さは走りの安定感と同意だと思います。
ただ風や重量バランスの事もあるので、手放しは難しそうですね。

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