2017/02/22

曽爾高原(走行編)

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「山頂でコーヒー飲もう」と思い立ったのが2/20の18:00ごろ。
そのままフロントキャリア装着、荷物を詰めて晩御飯を食べ、大阪の下宿先を出発したのが22:00前だったように思います。
とりあえず山頂で日の出を見ながら熱々のコーヒーを頂く…のが主目的。

新しい試みとして、今回は事前のルート調べは行わず(東西南北程度は調べました)、道中のルート調べもオフライン環境下で行う(スマートフォンを機内モードにしておく)というのをやってみました。
いつもは道中にGoogleMapで行っているのですが、一度データ通信が行えない環境下で走るというのをやってみたかったからでした。
ガーミンGPSなんかを使う人は知っていると思いますが、あれらは本体にあらかじめ地図データをDLしてからGPSで自分の現在位置を表示しているわけですね。
調べるとスマートフォンでもそれが行える地図アプリがあったのですが、地図データがどれだけ正確かわからないので試したかったのです。

出発の時点で相当早く現地入りすることはわかっていましたが、まあペース落として走るかコンビニで時間つぶせばいいっしょ~という考えで出発。
思い返せば、すでに不安が漂っていました。
家のすぐ近くのコンビニであんぱんや飲み物を買い出し。

確か国道25号線沿いに奈良県の王寺まで進行。
この時点で23:00ごろだったかと。
ここで2度目の晩御飯を食べました。

その後国道168号線等を使って道に迷いながらも大和高田まで南下。
このころには日付が変わっていたと思います。

その後国道165号線で宇陀市を目指しました。
どこかの坂で一度休憩
坂が増えてきて、アップダウンのある区間になります。
このルートだと宇陀市から先はコンビニが無くなりました。

1:50ごろ
宇陀市内の自動販売機で休憩
気温は2度ぐらいだったかと思います。
自動販売機は夜中でも暖かい飲み物が買えるので非常に助かります。
リアライトの電池が切れかけていたので交換。
BikeGuyのトライスターは明るく軽量で電池式なので気に入っている(バッテリー式だと突然切れるが、電池式だと徐々に消えていくので電池残量が体感しやすい)のですが、電池交換に精密ドライバーが必要なのが考えものですね。
これだけの為に精密ドライバーを持ち歩いているので、小さいドライバーが欲しいところです。

道中の名もない坂で休憩。
街灯が一切なかったので星空が映るかな~と思ったのですが、曇っていたらしく何も映らなかったです。
この時取り外して手に持っていたVOLT400のボタンが赤く光っていたのでバッテリー交換
2:25ごろでしたかね。
常に予備バッテリー含め二本持ち歩いていますが、もう一本欲しいところですね。
もしくはより上位のライトを買い足したいところ。

宇陀市から曽爾村までは国道368号線を通りました
2:30ごろ
「弁財天トンネル」というトンネルで記念撮影
有名な368号線の3連トンネルの一つ目です。
Google Mapのストリートビューで見るとかなり暗いトンネルですが、改修されたのかすごく明るく舗装もきれいでした。
時間帯が時間帯ですので大型車両がバンバン通る道路かと思いましたが、10分ぐらい滞在していた間で軽自動車が2台ほど通っただけでした。

トンネルを抜けると除雪して積み上げてあったのか、雪が残っていました。
この3連トンネルの最後(東側)の「栂坂(とがさか)トンネル」は全長1.8kmの直線下り基調のトンネルで、走っていて爽快でした。

トンネルを抜けるとちょっと民家が増えてきました。
なるほど


4:00ぐらいに麓についたので、風をしのげる場所へ避難。
風に当たらないだけで意外と暖かいですね。

自分はあまり血行が良くなく、この時期は通気性の良いビンディングシューズだと足先が冷えてつらいです。
暖かいココアを買ってつま先と一緒にタオルで巻いて足先を温めていました。
どうやら山頂の駐輪場までは30分ぐらいで、そこから歩いて30分ほどで山頂まで行ける模様
スマートフォンの機内モードを解除ししばしTwitterなどしつつ1時間ほど休憩していましたかね。
Twitterを見返すとこの時間帯のつぶやきが多いです。

途中雪も降ってきて(白い点が雪です)、外の道路横の気温計を見るとー1度となっていました。
風もかなり吹いていたのでなかなか辛そうですね。

5:00過ぎにいよいよ曽爾高原へ向けて出発
曽爾高原へは山の一本道で看板も多く、中腹に施設がある以外は特に何もないので道に迷うこともないと思います。
しかし路面はきれいとは言えず、とても暗いので明るいライトが必要ですね。(実は隣にきれいに舗装された道があったようで、旧道?の方から登ってしまったようです)
写真はVOLT400のハイモードですが、ランタイムが心配なので、より上位のライトが欲しいと思ったところです。
反対に、こういうところを真夜中に走らなければ別に400で十分じゃないかなぁとも思います。

6:00前には自転車で登れるところは終わり。
後は徒歩で登ります。
両手にパニアバッグを提げて高原の中をテクテク歩いていきます。
やはり天気が良くないですね。
曽爾高原は一帯が湿地となており、ススキが主な特徴のある植生を有しているエリアらしいです。
エリア内はちゃんと遊歩道が整備されていて歩きやすかったです。
野生のシカ(?)の群れを見れたのが異世界感を与えてくれました。
写真に収められなかったのが残念です。
動物や植物にはあまり詳しくないのですが、シカなんかは人間を見ても襲わないものなんですかね?
日の出は6:30ごろになっていたので先を急ぎます。
だんだんあたりが明るくなってきました。


途中の水たまりや霜柱が寒さを感じさせてくれます。
実家にいたときは霜柱はたまに見たのですが、ここまで大きいのを実際に見るのは初めてでした。
霜柱を踏んだ時のザクザクという独特の感触は懐かしいものがありますね。

霜柱は地面から生えてくるので、こうやって石を持ち上げるのです。

山頂まではこんな感じの道が続いていました。

やっと山頂に着いたので、とりあえず座れるところを探して腰を下ろして一息。
山頂の様子は以下の動画をどうぞ


いやコーヒーどころじゃないね。

とりあえず記念撮影だけしておきました。
カメラ用のコンパクトな三脚なんかあってもいいかもしれません。

さっさと自転車を停めていたところまで退散して自転車のカギを開けようとすると、ポケットにカギがありません。
どうやら途中で落としたようです。
今度は手ぶらで歩いた道を一周します。
もう一度山も登りました。
それでもカギはありません。
吹雪いてきたしどうしようかと思っていたら、自転車を停めたそばの枝に引っかかっていました。
どうやら自転車にカギをかけて、とりあえずかけておいて忘れていたみたいです。良かった。
ビンディングはこんなことになっていました。
ビンディングで雪道ダメゼッタイ

道中の登りの中腹の「亀の湯」というところで温泉に入るのが定番のようですが、9:00前では空いていなかったので、そのまま下山し名張の方へ抜けて、吉野家で朝ご飯としました。

帰りは常に風と雪との戦いでしたが、なんとか帰宅することができました。
聞くところによると、梅田でも雪がぱらついていたようです。
自身は風邪を引きましたが、寝たら治ったのでブログを書いています。
勢いで出発した割には結構面白いことができたなーと思っていますが、次は暖かい時期に来たいですね。
夕暮れ時にはきれいなススキが見れ、星空観測にもおすすめみたいです。
夕暮れ→星空観測→朝日のコースですかね~

総括としては、「二度とやりたくねぇ」

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