「楽をする為」のストイック

伊勢参りナイトランに行く後輩と「ロングライド前に気を付けること」で盛り上がった時に、「カフェインの効果を最大限得たいから1週間前からカフェインを断つ」という話をしたら「そこまでストイックにする意味あるんですか」(意訳)と言われました。
どうも「ストイック」というと、理論的に己を追い込んでいくイメージが僕にはあるのですが、そういう気分ではやってないんですよね。あくまで楽に走るための用意なので。

ロングライド、というか自分にとっての自転車で重要なのは、労することなくノントラブルで走ることなのでその為の準備はできる限りしておくべきだと思うのです。
身体のトレーニングは負荷をかけることが必要ですが（やりたくない）、機材や走り方、補給なんかはテクニックやノウハウで埋めることができるロスです。（=身体的負荷が無い）
そういった（身体的な）努力を必要としない準備はすべてやって、（走りに関係のない）ロスを最低まで少なくするのが人情ではないでしょうか。

なので数日にわたるツーリング中に毎晩毎晩深酒をしているのはどうかと思うのです。
ここらへんのノウハウはブルベやロングライドをやっている人が試行錯誤していますね。
特にキャノンボールなんかをやっている人は極端にやっているので、実行するかはともかく、知識として持っておいた方が良いと思います。(救急救護と同じで役に立たない方が良い知識かもしれませんが（笑）)

最近は補給食やドリンクを自作するのに興味が出てきました。
海外のマウンテンバイカーやハイカーなんかでは、国内ではあまり見ない感じの補給食なんかを使っていたりするので、そういうのも気になりますね。
ロードバイクに乗り始めたころはオンロードで綺麗に走ろうとしていたように思うのですが、最近はもっと泥臭く汚く走りたい欲がムクムクと湧き上がってきました。

なんというか「かっこつけなくてもいい」ことがしたいんですよね。
もっと純粋に、ピュアに、削って削って、走りたいのです。