2018/02/02

ギア比の話


期末試験が終わった丹下です。
ぼーっとTwitterを眺めていたら、レースでフロントシングル/ディスクブレーキな3Tのバイクを駆るチームが勝ったみたいですね。
バイクの写真は ここ
なかなか、いやかなりの変態バイクじゃないですか
注目のギア比は54/11-36Tで、ロー側は39/26T=1.5と変わらないみたいですね。
それでいてトップは54/11の剛脚仕様までカバーしていると。(トニーマルティンかよ)

まあこんな面白い機材で、しかも勝ったのでロードにも遂にフロントシングルの時代か!と盛り上がっているわけです。
R8000系アルテグラにもロー側32Tが用意されていますしね。

さて、ロードのスプロケットのロー側も大きくなってきたのでフロントシングルでも十分ギア比がカバーできるという時代がやってきたわけですが、気になるのはギア比の飛び方ですな。
リアの段数は変わらず11sなわけで(一部の変態メーカーが12sもある)、これで広いギア比をカバーしようとすると各ギア比の飛び方が大きくなるわけです。何が困るのって微妙なギアの変更ができなくなるわけですよね。

でもまあプロはこれで勝ってるワケなんで、レースでの話は置いておいて、我々一般人の話をしましょう。

現在の僕のギア回りはこんな感じ。(汚いですね)
46-38/14-27Tです。
ちょっとロードではなかなか組み合わせだろうなと思っています。エヘン

なんでこんなギア比になっているかというと、まずは疲れたくないから。
道って平らに見えても結構アップダウンが合って、それに合わせて変速してケイデンスを一定に保つのが疲れないためのコツなんですが、それを(実はアップダウンのある)平坦で実現しようと思うと、自然とギア比の詰まった(=クロスレシオな)ギアの組み合わせに落ち着きました。CVTみたいなもんです。

んで、アウターが46Tというロードではまず使わない歯数の狙いなんですが、これはチェーンラインを真っすぐにしたいからです。

僕が普段乗ってるピストで使っているギア比は46/17=2.71なんですが、ロードバイクで使っているジュニアスプロケでこれを実現しようと思うと、以前使っていた53Tのアウターだと19or20Tなので真ん中ややロー寄りになるのでチェーンラインが結構曲がってしまうんですね。これはあまり好きではない。

ではホビーサイクリストでよく見かける50Tならばどうなのかというとリア18Tで2.78、一枚変わっただけです。
それならピストと全く同じギア比を実現できる46T入れようかと思っただけです。
嘘ですタイミング良くPCD130の46Tが手に入ったからです。
さすがに下りで回し切っちゃうかな~と思いますが、まあレースもしないし下りはゆっくり下りますしね。落ちるに任せて下ってます。

ということで目的はCVT化とチェーンラインの是正ってことでしたが、ぶっちゃけなんでも乗れるんです。
自分だとローギアが45/25Tの時とか42/23Tの時とかありましたが、乗れてるんです。
チェーンラインなんて曲がってても別にいいんです。
楽しければそれでいいんじゃないかなぁ~。

とにかくフロントもリアも、クロスレシオな方が変速が楽しいです。
フロントシングルも楽しいです。
今の気分はクロスレシオなんだなぁ~。

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