2018/06/20

GACIRON V9D-1600


「ジェネリックVOLT1600」こと、「ガシロン V9D-1600」を購入し少し使用したのでレビューします。

初めに結論を述べますが、ちゃんと信頼できるものが欲しければ、大人しく猫目を買っといたらいいと思います。
最近だとKnogのPWRシリーズも良さそうですね。

では、いわゆる「白中華」の実力や如何に。



結構しっかりした箱に入ってますね。
内容物は
・本体
・マウント
・USB-microUSBケーブル
・microUSB端子に接続するスイッチ
・保証書
・説明書
です。
説明書によると防水性能はIPX6等級らしいですよ。


本体のサイズ感は、iPhone SEと比較してこんな感じ。
重量は実測198gで、正直ハンドル周りには付けたく無いなぁという重さ。
ボディはアルミ合金が主で堅牢感があります。
バッテリーは取り外し不可。劣化したら買い換えですね~。

本家VOLT1600がどうなってるかは知りませんが、左右でレンズカットが違うのは、照射範囲を変えているからでしょうか。
一応公称値で200mまで照射できるとかなんとか。測定条件がわからん。


レンズ周りの黄色の樹脂パーツのおかげで、左右と下側からの視認性が良いです。

本体裏にはUSB端子とmicroUSB端子が一体型の蓋に守られて配置されています。

特にかみ合わせに不安はありませんし、蓋自体にも結構厚みがあって好印象です。
ただ、経年劣化でどうなるかはこれからですね。
充電はmicroUSBからで、USB端子は出力のみです。

実はこのままモバイルブースターになり、スマホやサイコンを充電できます。
モバイルブースターって嵩張りがちなので、ロングライドやデイリーユースに良いですね。

充電しながらでも点灯できます。

出力は5V/2.0A
iPadやMacも充電できるのかな?(することは無いと思いますが)
急速充電ができるのが嬉しいですね。
容量は2500mAhです。

ここまでライト本体はとても好印象ですが、ブラケットの印象があまり良くないです。

結論から言うとめっちゃずれます。
1000ルーメン以上のライトだと夜のダウンヒルやグラベルに投入する人もいると思いますが(いるのか…?)、これはやめとけ、マジで。
たまたまハズレ個体を引いたのかもしれませんが、ほんとやめとけ。

あまり滑り止めのゴムの質が良くないようで、手触りが硬い気がします。

どうもブラケットのダイヤルに、裏表があるような気がします。
ネジの切り始めの位置が違うのがわかるでしょうか?

よく見ると片側は、外周部のギザギザの部分に矢印が刻印されているのがわかるでしょうか?
説明書にも特に記載が無かったのでなんの印かわかりませんが、とりあえずこの矢印の向きで締まる方向にして使ってみています。

ライト本体の出来は結構いいのですが、付属品、特にブラケットの出来があまり良くないのかなーと思います。
ここらへんが白中華が未だ中華と呼ばれる所以でしょうか。
その点、猫目のブラケットはほんと良くできてるよなーと思います。(まああれも経年使用で痩せてしまうんですが)
ロングライドでメインにするにはちょっと心もとないですが、とりあえず通学で使い続けてみようと思います。

でも劣化したらリピート購入はしないかな。

2018/06/21 追記

マウントの固定力が弱い原因がわかりました。

これは上がGACIRONのマウント、下が猫目のマウントですが、マウント本体の描くアーチの大きさが、GACIRONの方が大きくなっているのがわかるでしょうか?
つまりGACIRONの方が想定しているハンドル径が太いわけですね。
自分が付けていたハンドルはΦ22.2だったので、当たり前と言えば当たり前なんですが、猫目だと問題なく使用できていたので盲点でした…。

というわけで、箕浦のアクセサリーマウントのシムを多少加工して使用することでズレなくなりました。
スポーツ自転車ではほぼ絶滅していると思いますが、Φ22.2に対応できないならシムを同封するぐらいしておいてほしいなぁと思います。
まあ、こういう細かいところの気遣いは期待しない方が良いこともわかっているのですが…。

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