2017/03/08

PDW ビンドルラック

PDWの「ビンドルラック」を使ってみました。


最近話題のバイクパッキング。
中でも特に注目を集め、メーカー各社が参入しているのが大型サドルバッグでしょう。
ビンドルラックは言うなれば大型サドルバッグのフレームです。
(BlackBurnのサドルバッグが近い構造と言えるかもしれません。)
受け側のフレームにドライバッグ等を取り付けて運用します。
ビンドルラックは純粋にフレームのみとなっているので、今回はORTLIEBのドライバッグを一緒に購入しました。

見た目は普通の大型サドルバッグとあまり変わらないですね。
自分のバイクはシートポストがあんまり出ていないので、普通の大型サドルバッグは厳しいものがあったのでこれにしました。
ちなみに写真のドライバッグは10Lですが、あまり中身は入っていません。

大型サドルバッグと比較して、中空のアルミパイプとはいえフレームの分重量面では不利にならざるを得ないビンドルラックですが、
固定力が頭抜けていると思います。
公式の動画をどうぞ。

動画では様々なバイクで様々な場所を走っていますが、まったく揺れないのがわかると思います。
また自車の写真のように水平に近い角度まで下げることが可能なのがうれしいポイントです。
リア側の積載として、ファストツーリングに主眼を置くならば、大型サドルバッグは非常に魅力的なのですが、自分の場合はあまりサドルが高くないのと、ユラユラと揺れるのが嫌なので導入していませんでした。

自分は今回はドライバッグとワイヤー錠を固定して走りましたが、用途に合わせてドライバッグを変えれば積載量を変えられるのも魅力的ですね。

荷重自体はほとんどベルトにかかっているので、耐荷重は約5kgと少な目です。
自分はしません(できません)が、角度を立てても前側に支えがついているのも細かいところまで気が回っていていいなぁと思います。

底面には防水の布が張ってあるので、多少の泥除け効果が見込めそうです。

一番恩恵を感じたのは帰宅時の輪行で、写真のように適当にいろいろ括り付けて持ち運んでいました。

耐荷重が厳しいのでメイン積載にするのはちょっと微妙そうですが、ドライバッグは比較的安価に買えるので、容量に応じてサイズが変更できる点や、ベルトがついているので単体でも荷物を固定できる点、本体の固定力が高い点から、使い方がマッチすれば非常に良いものだなぁと可能性を感じています。
また、車体への固定がベルトとボルト二本なので、大型サドルバッグほどまではいきませんが、従来のキャリアに比べ着脱が容易な点も見逃せないでしょう。

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